心拍データを解析してみよう!

LF/HFとは?

LFは低周波(Low Frequency)の略語で、前述の血圧変化によって計測される波を指します。HFは高周波(High Frequency)の略語で、前述の呼吸との同期によって計測される波を指します。この二つは、心拍変動から自律神経のバランスを推定する際に比較されます。LFは交感神経、副交感神経のどちらが活発化しているときでも心拍変動に現れます。その一方でHFは副交感神経が活発化しているときにのみ心拍変動に現れます。

自律神経とは?

自分の意志では制御できない身体機能(心拍や血圧、消化管の活動や体温調整など)をコントロールする役割を持ちます。自分の意志で筋肉を動かす働きを持つ運動神経とは対をなす神経です。交感神経と副交感神経の二つに分けられています。この二つのバランスが崩れるといわゆる自律神経失調症と呼ばれる症状が現れます。

交感神経とは?

自律神経系の一種です。活動時に活発化する神経であり、瞳孔拡大、顔面の蒼白化、緊張による発汗、呼吸や心活動の促進などが起こります。そのため交感神経が活発になっている状態では、心拍数の増加や血圧の上昇などがみられます。反対に、激しい体の運動に直接関連しない消化管の動き(腸の蠕動や消化液の分泌、泌尿生殖器系の活動)は抑制されます。加えて、交感神経の働きによりアドレナリンというホルモンが分泌されます。このアドレナリンは上記の興奮状態を増幅させる働きを持っています。また、夢を見ていることの多い状態であるレム睡眠時にも、交感神経は活発化します。

副交感神経とは?

自律神経系を構成するもう一つの神経です。眠っているときなどのゆったりくつろいでいるときに活発化します。副交感神経が優位のときには、瞳孔の縮小、心臓の拍動が抑制されることによる心拍数の減少、血圧の低下が起こります。
反対に、消化管の蠕動運動や消化液の分泌、泌尿生殖器系の活動は促進されます。したがって、活動によって消耗した身体を、回復に適した条件へ整える働きを持つ神経といえます。しかし、こうした副交感神経が優位のときも、交感神経系は絶えず活動を続けており、諸臓器に刺激を送っています。

データ解析アプリケーション

自律神経のバランス指標であるLF/HFを試しに計算していただけるWEBアプリケーションを公開しています。もし試しに使用してみたいと思われましたら、問い合わせページからごご連絡ください。使用方法等を回答させていただきます。また、アプリケーションへの要望などがご遠慮なくお問い合わせください。

引用
注1)ストレスと自律神経の科学―心拍変動とはなにか?心拍のゆらぎとはなにか?―(https://hclab.sakura.ne.jp/stress_novice_hartrate.html)

心拍解析アプリはこちら

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